18th 導流堤を越流する濁流
こちらは忘れていません
こちらは忘れていた訳ではありません。準備だけしてそのままになっていましたので、この機会に掲載したいと思います。
冒頭の写真は、多摩川の羽村取水堰(玉川上水の源流)にある導流堤を越流する濁流の写真です。タイトルは「導流堤を越流する濁流」です。
台風24号が通過しました
2018年10月1日の未明、台風24号が関東地方を通過しました。風雨は普通の台風並みにありましたが、多摩川流域での氾濫の情報もなく大きな被害はなさそうでした。
そのため、翌2日に羽村取水堰周辺を撮影してみようと出かけました。普段と違った風景が撮れるかもしれません。中判フィルムカメラに重量級の三脚も準備しました。
冒頭の写真について
被写体の導流堤は、取水堰本体の下流にあります。これは多摩川左岸(下流に向かって左を左岸といいます)から「Jの字」のように川に突き出しているコンクリート構造物で、多摩川の主流を川の中央に導く役割があるそうです。建設当初から採用されていた工法で、歴史的には「出し」とも呼ばれていたとのこと。
この日は、災害級ではないにしても出水状態でしたので越流しています。十分に非日常の風景です。河畔に三脚を置き、長時間露光で撮りました。使用したカメラはハッセルブラードSWC/M、フィルムはアクロス100で、2018年10月2日の夕方の撮影でした。
少し上流側の写真
少し上流側にカメラを振って、同じく長時間露光で撮ったのが下の写真です。
これを限度に、これ以上の出水の無い事を祈ります。

その後
この導流堤、その翌年の10月の台風19号の襲来で一部が損壊する被害を受けましたが、その後再建されています。
18th 導流堤を越流する濁流 は以上です。 〔投稿日:2026年7月8日〕